体動に強い独自の波形解析テクノロジー
フィジオフローとは、フランス・マナテック社が開発した、心機能解析技術のことです。
また、その性能をポケットサイズのUSBデバイスに集約したものがQ-Link™ です。
カテーテル不要の完全非侵襲測定。6枚の汎用ECG電極(Ag/AgCl電極)を貼付するだけで、患者のリスクと侵襲負担を最小限に抑えた評価が可能です。
独自のHD-Z™フィルターが激しい体動ノイズを徹底除去。エルゴメーターでは300~400Wまで実績があり、トレッドミルでは時速25kmまで実績があります。
動的な血行動態を瞬時に可視化、長時間のトレンド把握も容易に。高速演算アルゴリズムにより、刻々と変化する心拍出量データをリアルタイムにグラフ化します。
汎用ECG電極6枚のみで測定が可能なため、消耗品コストを抑制。また、診療報酬「D207 体液量等測定(150点)」の算定が可能なため、優れたコストパフォーマンスで血行動態モニタリングを支援します。
Q-Link™は、インピーダンスの絶対値ではなく「波形の形態」を解析。成長に伴う体格変化が著しい小児領域においても波形解析により精度の高い心拍出量測定が可能です。
PCからのUSB給電・通信に対応し、外部電源不要。システムを最小化することで、場所を選ばない高い可搬性と、迅速なセットアップを両立します。
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
クリックして解決策を見る ▼
クリックして戻る ▲
左下図は、心周期(心拍動)に伴って胸部の電気抵抗(インピーダンス)が変化する様子と、その変化から心拍出量を算出するためのプロセスを示した概念図です。
左下のグラフは、フィジオフロー®の測定値と、医学的信頼性の高い既存の測定法 (Swan-Ganzカテーテル、 フィック法、 エコードップラー、 CO2再呼吸法、 VO2測定 )との比較データです。
横軸が「従来の標準的な測定法」、縦軸が「フィジオフロー®」の数値を示しています。プロットされた点が斜めの直線上に集まるほど、両者の測定値が一致しており、極めて精度が高いことを証明しています。
侵襲的なカテーテル検査との比較だけでなく、呼吸代謝データや運動時の酸素摂取量(VO2)とも高い相関関係があることを示しています。
従来のICG(インピーダンス心電図)は、わずかな体動でもノイズが発生するため、基本的には「安静時」の測定に限られていました。この限界を打ち破ったのが、フランスManatec社が開発したSM-ICG™(Signal Morphing Impedance Cardiography)です。
同システムは、独自の入力フィルタに加え、高度な信号処理アルゴリズムHD-Z™(High Definition Impedance)を搭載。心血流とは無関係なノイズを徹底的に排除し、信号の安定性を劇的に向上させました。
これにより、従来は不可能とされていたマラソンなどの激しい運動中や、ノイズの多い救急・集中治療の現場においても、正確な1回拍出量(SV)及び心拍出量(CO)のリアルタイム・モニタリングを可能にしました。
左下図のスライダーを左右に動かしてみてください。
dZ信号にHD-Z™を適用した Before / After をご確認いただけます。
フィジオフローには、Bluetoothに対応したワイヤレスモデル「Enduro™」もラインナップされています。屋外での計測や、ケーブルの制約を受けない自由度の高い測定環境を実現します。
ただし、「Enduro™」は薬機法未承認のため、臨床診断などの医療目的にはご使用いただけません。本製品の用途は、スポーツ医学研究や学術目的に限られますので、あらかじめご了承ください。
| 指標 | 項目名(単位) | 説明 |
|---|---|---|
| CO | 心拍出量(L/min) | 胸部インピーダンス波形の形状から算出。 |
| SV | 1回拍出量(ml) | 1拍ごとの左室駆出量。動的変化の追跡に優れる。 |
| SVi | 1回拍出量係数(ml/m²) | SVを体表面積(BSA)で除した値。 |
| HR | 心拍数(beat/min) | 1分間あたりの心拍数。 |
| CI | 心係数(L/min/m²) | COを体表面積(BSA)で除した値。 |
| BP | 血圧(mmHg) | COと全末梢血管抵抗(SVR)の積で決定。 |
| SVR | 全末梢血管抵抗(dynes·sec/cm⁵) | 左室に対する「後負荷」の指標。 |
| LCWi | 左室拍出仕事量係数(kg·m/m²) | 心筋のエネルギー消費効率を評価。 |
| EDV | 拡張末期容量(ml) | 心臓の充満状態(前負荷)の指標。 |
| EF | 駆出率(%) | 左室収縮機能(ポンプ性能)の指標。 |
| CTI | 収縮係数(―) | 心機能の予備能を鋭敏に捉える。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | インピーダンス心拍出量計 フィジオフロー Q-Link |
| 寸法 | 126(W)× 96(L)× 20(H)mm |
| 重量 | 200g |
| リード・電極 | 6リード・コード ECG電極:Ag/Agcl推奨 |
| フィルター | HD-Z™フィルターテクノロジー (高度なノイズ除去を可能にする適応型フィルタ技術) |
| 通 信 |
ペイシェント・ケーブル(1m)
USBケーブル(1.8m)= データ通信及び電源供給(5V, 300mA) |
| システムOS |
OS:Windows 10
プロセッサ:2GHz デュアルコア以上 (x86/x64) メモリ:4GB 以上 空きストレージ容量:250MB 以上 ディスプレイ:15インチ以上、解像度 XGA (1024×768) 以上 |
| 医療機器認証番号 | 226AIBZX00002000 |
記載内容は製造元の仕様改善のため予告なく変更する場合があります。
実機を用いたデモンストレーション、お見積りのご依頼はこちらから。